TKインプラントツール | 株式会社デンテック

Projects医療器具特注品の製作実績

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超低速回転で無注水にて使用する特殊なドリルです。

抜群の切れ味と耐久性を誇る３つの特徴

*1.無注水切削を行っても骨組織に有害な発熱がなく、骨切削と同時に自家骨を

十分に採取することができます。

*2.通常の骨質であれば小さなドリルから徐々に径を広げていく必要もなく、

目的のサイズに相当するドリル1本で埋入窩の形成が可能です。

*3.独自の刃形状により低回転下でも食いつくことがなく安全に穿孔することが

可能です。

*1.毎分50回転以下の低速回転時に限ります。

*2. 骨密度が高い場合は1~2サイズ小さなドリルから使用されることをお奨めいたします。

*3.平刃形状のドリル刃先にすくい溝を設ける事やカウンターシンク皮質骨用のドリルは切れ味を確保するために加工方法を工夫する等、様々な手法を用いております。

BIO GRAFT LLC 様

事業内容をおしえてください。: 歯科用インプラント、医療器具の輸出入及び販売を行っています。
また、1988年よりインプラント治療を行ってきた臨床歯科医師です。

当社へ依頼する前にどのような課題がありましたか。: これまでに使っていたインプラント埋入窩形成用ドリルは高速回転注水の方式と低速回転無注水の方式でした。どちらも長所短所があってそれぞれに非常にストレスを感じておりました。現在のインプラント埋入窩形成用ドリルの主流は高速回転注水の方法です。インプラント治療をやり始めた当時はインプラントメーカーに教えられた術式通りでそのことに全く疑問も不満もありませんでした。大量の注水は発熱をコントロールするために至極当然です。しかし、発熱がなければ注水の必要はありません、そして注水によって本来回収し活用できる最高の生体材料である自家骨を無駄に洗い流していることは大きな損失です。また静脈内鎮静の時の埋入手術の時などは口の中に溜まる大量の冷却水の処理に留意しなければならないことにストレスを感じておりました。それから低速回転無注水の方法に変更し、自家骨を回収できるようになりましたが、何本ものドリルを交換しなければなりません。また、ある程度まとまった本数のインプラントを埋入する場合は埋入手術の時間は長くなりストレスと労力は大変なものでした。

当社のサービスや商品に関する感想をお聞かせください。: 安心安全でストレスのないドリルが欲しいというだけのイメージを形にしていただき納得のいく製品に満足しています。
最終の形に成るのに時間はかかりましたが、いざ出来上がったドリルで初めて埋入手術をした時、思っていた以上のドリルが出来たという感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。硬い皮質骨はシャープなカウンターシンクで形成できます。あとは柔らかい骨髄ですので低速で何度かに分けて自家骨を採取していきます。ストッパーが深さを調整しますので、予定以上深くいきません。その安心感はストレスを大きく軽減してくれます。ドリルは見た感じは代り映えの無いどこにもある少し変わった形のドリルですが、ブースに行って一度手に取って試してみてください。